ふり‐あて【振(り)当て】
振り当てること。割り当てること。配分。割り当て。「作業の—」
ふり‐あ・てる【振(り)当てる】
[動タ下一][文]ふりあ・つ[タ下二]いくつかに分けて受け持たせる。割り当てる。「役を—・てる」
ふり‐あらい【振(り)洗い】
[名](スル)洗い物を洗剤溶液や水の中で振り動かして洗うこと。
ふり‐い・ず【振り出づ】
[動ダ下二] 1 振りすてて出る。振りきって行く。「その日しも京を—・でて行かむも」〈更級〉 2 声を張りあげる。「鈴虫の—・でたるほど、はなやかにをかし」〈源・鈴虫〉 3 紅(べに)を水にとか...
ふり‐うり【振(り)売り】
商品を担いで、物の名を唱えながら売り歩くこと。また、その人。ふれうり。
ふり‐おこ・す【振(り)起(こ)す】
[動サ五(四)] 1 気力などを奮い立たせる。奮い起こす。「勇気を—・す」 2 勢いよく立てる。「ますらをの弓末(ゆずゑ)—・し射つる矢を後見む人は語り継ぐがね」〈万・三六四〉
ふり‐おとし【振(り)落(と)し】
歌舞伎の演出で、吊(つ)っておいた浅葱(あさぎ)幕や道具幕などを仕掛けで瞬時に落とし、次の舞台面を現すこと。→振り竹
ふり‐おと・す【振(り)落(と)す】
[動サ五(四)]揺り動かして落とす。振るい落とす。「馬から—・される」
ふり‐おろ・す【振(り)下ろす】
[動サ五(四)]振り上げた手や手に持ったものを勢いよく下におろす。「太刀を—・す」
ふり‐かえ【振(り)替(え)】
1 一時的に他のものと代用すること。流用すること。「—がきく」 2 簿記で、ある勘定の金額を他の勘定に移すこと。 3 「郵便振替」の略。