つま‐はじき【爪弾き】
[名](スル) 1 人さし指や中指を親指の腹に当て、強くはじくこと。嫌悪・軽蔑・非難などの気持ちを表すしぐさ。 2 ある人を忌みきらって排斥すること。「同僚から—される」
とう‐ばつ【党閥】
同じ党派の者が自分たちの利益だけを図って、他党の者を排斥すること。
ネオ‐ファシズム【neo fascism】
主にイタリアでの、外国人労働者の排斥などを訴える政治思想。第二次大戦後に否定されたファシズム体制の、治安面や所得再分配などの政策を再評価する。イタリア社会運動(国民同盟)などの政党の理念となった。
はい【排】
[常用漢字] [音]ハイ(漢) 1 左右に押し開く。「排闥(はいたつ)」 2 押しのける。のけものにする。「排外・排撃・排除・排斥・排他・排日」 3 外に押し出す。「排気・排出・排水・排泄(はい...
はい・する【排する】
[動サ変][文]はい・す[サ変] 1 押しのける。しりぞける。排斥する。「万難を—・して進む」「反対勢力を—・する」 2 並べる。排列する。「漢字を画数順に—・する」 3 押し開く。「やがて闥(...
はい‐にち【排日】
1 外国人が、日本人や日本製品などを排斥すること。「—運動」 2 ⇒抗日(こうにち)運動
はい‐ぶつ【廃仏】
仏教を排斥すること。特に、3世紀以降、中国王朝がしばしば行った仏教弾圧。→三武一宗(さんぶいっそう)
はいぶつ‐きしゃく【廃仏毀釈】
《仏教を廃し釈迦(しゃか)の教えを棄却する意》明治政府の神道国教化政策に基づいて起こった仏教の排斥運動。明治元年(1868)神仏分離令発布とともに、仏堂・仏像・仏具・経巻などに対する破壊が各地で...
はくごう‐しゅぎ【白豪主義】
《White Australianism》かつてオーストラリアで、有色人種、特にアジア人の移民を排斥した白人優先主義や政策。
ひん‐せき【擯斥】
[名](スル)しりぞけること。のけものにすること。排斥。「人から—されるような巨万の富をも拵えて」〈谷崎・人魚の嘆き〉