かかり‐げいこ【掛(か)り稽古】
1 剣道の練習法の一。上位の者を相手に何度も繰り返し打ち込むこと。 2 柔道の練習法の一。同一の技を連続して掛けること。捨て稽古。ぶつかり稽古。
かかり‐だいこ【掛(か)り太鼓】
戦場で、敵に攻めかかる合図に打ち鳴らす陣太鼓。攻め太鼓。
かかりっ‐きり【掛(か)りっ切り】
ある物事だけをすること。かかりきり。「一日中、客の応対に—だった」
かかり‐つけ【掛(か)り付け】
いつもその医者に診察してもらっていること。「—の医者」
かかりつけ‐い【掛(か)り付け医】
かかりつけにしている医者。→家庭医
かかりつけ‐やっきょく【掛(か)り付け薬局】
外来受診した患者が、どの医療機関で院外処方箋を受け取った場合でも、いつもそこで薬の調剤を受けると決めた薬局。 [補説]薬局では、患者ごとに、処方した薬、購入した市販薬、副作用・アレルギーなどの記...
かかり‐どころ【掛かり所】
頼りとするところ。頼みどころ。「ともかくもいふ言の葉の見えぬかな何(いづ)らは露の—は」〈後撰・恋二〉
かかり‐ば【掛かり端】
女の額の上の髪が左右のほおに垂れかかっているぐあい。また、その髪の末のあたり。さがりば。「頭つき、髪の—しも、美しげにめでたし」〈源・末摘花〉
かかり‐ば【繋かり場/掛かり場】
船をつなぎとめる所。船が停泊する場所。かかりどころ。〈日葡〉
かかり‐びと【掛かり人】
「かかりゅうど」に同じ。