おきて【掟】
《動詞「おき(掟)つ」の連用形から》 1 守るべきものとしてすでに定められている事柄。その社会の定め。決まり。また、法律。法度(はっと)。「家の—」「—に背く」 2 かねてからの心づもり。計画。...
こころ‐おきて【心掟】
1 心の持ちよう。心構え。また、ものの考え方。「幼かるべき程よりは、—大人大人しく目やすく」〈源・竹河〉 2 心に思い定めておいたこと。「御裳着のことおぼし急ぐ御—、世の常ならず」〈源・梅枝〉
身(み)を全(まっと)うして君(きみ)に仕(つか)うるは忠臣(ちゅうしん)の掟(おきて)
からだを大事にし命を全うして、主君のために尽くすのが、忠臣として守るべき勤めであるということ。