つぎ‐ほ【接(ぎ)穂/継(ぎ)穂】
1 接ぎ木のとき、台木に接ぐ枝など。義枝。《季 春》 2 いったんとぎれた話を続けようとするときのきっかけ。つぎは。「話の—を失う」
つぎ‐ろう【接ぎ蝋】
接ぎ木の接合部分に、乾燥や雨湿を防ぐために塗る粘着性の物質。蜜蝋・松脂(まつやに)などに獣脂やアルコールを混ぜたものを使う。
つ・ぐ【継ぐ/続ぐ】
[動ガ五(四)] 1 (「嗣ぐ」とも書く)前の者のあとを受けて、その仕事・精神・地位などを引き続いて行う。続けてする。相続する。継承する。「家業を—・ぐ」「王位を—・ぐ」「父の志を—・ぐ」 2 ...
にわ‐とこ【接骨木/庭常】
レンプクソウ科の落葉低木。山野に自生。枝の内部に白い髄があり、葉は長楕円形の小葉からなる羽状複葉。春、白色の小花が円錐状に咲き、実は赤く熟す。幹や枝を消炎・利尿薬に、花を発汗に用いる。庭木とする...
はぎ【接ぎ】
はぎ合わせること。布や紙などをつぎ合わせること。また、その部分。「継ぎ—」
はぎ‐あわ・す【接ぎ合(わ)す】
[動サ五(四)]「はぎあわせる」に同じ。「板を—・して箱をつくる」 [動サ下二]「はぎあわせる」の文語形。
はぎ‐あわ・せる【接ぎ合(わ)せる】
[動サ下一][文]はぎあは・す[サ下二]布や板などをつなぎ合わせる。はぎ合わす。「布切れを—・せる」
はぎ‐こ【接ぎ子】
はぎ合わせた衣服。また、はぎ合わせた部分。
はぎ‐はぎ【接ぎ接ぎ】
つぎはぎだらけであること。「—の布衣(ぬのこ)」〈逍遥・当世書生気質〉
はぎ‐め【接ぎ目】
布・板などのつぎ合わせた部分。