つ・ぐ【継ぐ／^▽続ぐ】

の解説

［動ガ五（四）］

1. １ （「嗣ぐ」とも書く）前の者のあとを受けて、その仕事・精神・地位などを引き続いて行う。続けてする。相続する。継承する。「家業を—・ぐ」「王位を—・ぐ」「父の志を—・ぐ」

1. ２ （「接ぐ」とも書く）

   1. ㋐ばらばらになっているもの、連続していないものをつなぎ合わせる。くっつける。「骨を—・ぐ」「破片を—・いで復元する」

   2. ㋑つぎ木をする。「ノバラにバラを—・ぐ」

1. ３ 衣服の、破れたりいたんだりした箇所につぎを当てて直す。つくろう。「靴下の破れを—・ぐ」

1. ４ 絶えないように前からあるものに加え補う。補給する。「炭を—・ぐ」「息を—・ぐ」

1. ５ 囲碁で、切れそうな所に石を置いて補強する。相手に切断されないよう自分の石をつなぐ手を指す。

1. ６ 「切る」の忌み詞。

   1. 「一の刀にて魚頭を—・ぎ」〈虎明狂・鱸庖丁〉

[可能]つげる

類語

• 受け継ぐ(うけつぐ)
• 引き継ぐ(ひきつぐ)
• 受ける(うける)
• 襲う(おそう)

出典：デジタル大辞泉（小学館）

goo辞書とは

goo辞書は無料で使える辞書・辞典の検索サービスです。1999年にポータルサイト初の辞書サービスとして提供を開始しました。出版社による信頼性の高い語学辞典（国語辞書、英和辞書、和英辞書、類語辞書、四字熟語、漢字など）と多種多様な専門用語集を配信しています。すべての辞書をまとめて検索する「横断検索」と特定の辞書を検索する「個別検索」が可能です。国語辞書ではニュース記事や青空文庫での言葉の使用例が確認でき、使い方が分からない時に便利です。