ちょくせつ‐すいり【直接推理】
論理学で、一つの判断を前提としてそこから直接に結論を導き出す推理。原判断を変形して新判断を導き出すものと、対当関係によるものとの2種に分けられる。→間接推理
ちょっ‐かく【直覚】
[名](スル)推理や考察によらずに瞬間的に物事の本質をさとること。直観。「新しい時代への変化を—する」
ちょっかく‐てき【直覚的】
[形動]推理や考察によらずにただちに物事の本質を知覚するさま。直観的。「凡ての動物は—に事物の適不適を予知す」〈漱石・吾輩は猫である〉
ちょっ‐かん【直感】
[名](スル)推理・考察などによるのでなく、感覚によって物事をとらえること。「—が働く」「将来結ばれる運命であることを—した」
ちょっ‐かん【直観】
[名](スル)《intuition》哲学で、推理を用いず、直接に対象をとらえること。また、その認識能力。直覚。「真理を—する」「—力」
ちょっかん‐てき【直観的】
[形動]推理などによらず、瞬間的・直接的に物事の本質を見てとるさま。直覚的。「—に判断する」
ちんこんか【鎮魂歌】
馳星周の長編犯罪小説。著者の一般小説デビュー作である「不夜城」の続編。副題は「不夜城Ⅱ」。平成9年(1997)刊行。第51回日本推理作家協会賞(長編部門)受賞。
つまたちのよくぼう【妻たちの欲望】
推理作家、夏樹静子によるノンフィクション作品。夢を追い、自らの欲望に忠実に生きはじめた9人の妻たちの姿を描く。平成11年(1999)刊行。
つまのおんなともだち【妻の女友達】
小池真理子の短編小説。平成元年(1989)、第42回日本推理作家協会賞にて短編および連作短編集部門賞受賞。
てつのした【鉄の舌】
大下宇陀児の長編推理小説。昭和12年(1937)「新青年」誌に発表。