ファジー‐せいぎょ【ファジー制御】
《fuzzy control》厳密な数値とその計算によって機械を制御するのではなく、ファジー理論に基づいた、柔軟な判断や推論で機械を制御すること。
ファジー‐りろん【ファジー理論】
《fuzzy theory》真(1)か偽(0)かという二値論理に対して、人間の言語や推論に含まれるあいまい性を一種の確率変数として、1〜0間の数で表す数学理論。コンピューターや機械制御に応用され...
フェルミ‐すいてい【フェルミ推定】
正確な値を得ることや実際に調査することが困難な数量を、わずかな情報や値を元に論理的な推論を進め、短時間で定量的な概算をすること。名称は、この類の概算を得意とした物理学者エンリコ=フェルミに由来す...
べんしょう‐ほう【弁証法】
《(ギリシャ)dialektikē/(ドイツ)Dialektik》対話・弁論の技術の意。ソクラテスやプラトンでは、事物の本質を概念的に把握するための方法とされ、アリストテレスでは、真の命題からの...
みらい‐がく【未来学】
未来をさまざまな角度から研究・推論しようとする学問の総称。
む‐びゅう【無謬】
理論や判断にまちがいがないこと。「推論の—性」
モラベック‐の‐パラドックス
《Moravec's paradox》人工知能にとって、数学的思考や論理的思考など、専門的で高度な推論を行うことよりも、人間なら幼児でも身に付けているような知覚や運動の能力を獲得することの方が、...
りっきゃく‐てん【立脚点】
「立脚地」に同じ。「推論の—」
りろん‐ぶつりがく【理論物理学】
物理現象を理論的に研究する物理学の分野。実験的事実・経験的法則をもとに普遍的理論・基本的原則を導き、さらに未知の事象を推論する。
れんさ‐しき【連鎖式】
《sorites》論理学で、多数の三段論法を連結するが、最後の三段論法の結論以外の結論を省略し、前提だけを連結して進めていく推論。外延の狭い概念から広い概念へと進むアリストテレスの連鎖式(順進的...