すい‐きゅう【推及】
[名](スル)他の部分へ行きわたらせること。また、行きわたること。「大学の学科中に設て後ち漸を以て中学に—すべきなり」〈雪嶺・真善美日本人〉
すい‐きゅう【推究】
[名](スル)物事の筋道を深く推しはかって考えきわめること。「事物の道理を—して自分の説を付る事なり」〈福沢・学問のすゝめ〉
すい‐きょ【推挙/吹挙】
[名](スル)ある人をある官職・地位・仕事などに適した人として推薦すること。「委員長に—する」
すい‐けい【推計】
[名](スル)推定して計算すること。推算。「次年度の所得を—する」
すいけい‐がく【推計学】
数理統計学の一分野。統計調査で、確率論を基礎にし、母集団から任意抽出した標本によって母集団の状態を推測する統計理論。推測統計学。推計統計学。→記述統計学
すいけい‐とうけいがく【推計統計学】
⇒推計学
すい‐こ【推古】
調べて昔の事柄をおしはかること。
すい‐こう【推敲】
[名](スル)《唐の詩人賈島(かとう)が、「僧は推す月下の門」という自作の詩句について、「推す」を「敲(たた)く」とすべきかどうか思い迷ったすえ、韓愈(かんゆ)に問うて、「敲」の字に改めたという...
すい‐こう【推考】
[名](スル)物事の道理や事情などを推測して考えること。「凡人の—するが如きものならんや」〈織田訳・花柳春話〉
すい‐こく【推轂】
[名](スル)《轂(こしき)をおして車を進める意から》人をある地位などに推薦すること。とりもって官職などに就くようにすること。「東洋の学士に—し、これと交らしむ」〈中村訳・西国立志編〉