こ・す【居す】
[動サ変]ある場所や地位などにいる。きょす。「執事の職に—・して天下を掌(たなごころ)に握りしかば」〈太平記・三七〉
こて【鏝】
1 壁土やセメントを塗る道具。多くは鉄製で、平たい板に握り柄をつけたもの。 2 和裁で、熱して布地のしわをのばしたり、折り目をつけたりする鉄製の道具。焼きごて。 3 頭髪にウエーブをつけるために...
こぶし【拳】
5本の手の指を折り曲げて握りしめたもの。にぎりこぶし。げんこつ。げんこ。「—を振り上げる」「—をかためる」
こぶし【辛夷/拳】
モクレン科の落葉高木。山野にみられ、葉は幅広の倒卵形。春、葉より先に、大形の香りのある白色の6弁花をつける。秋に実が熟すと裂けて赤色の種子が垂れ下がる。名は、つぼみが子供の握りこぶしに似ているの...
こんごう‐しょ【金剛杵】
古代インドの武器。のちに密教で、外道悪魔を破砕し煩悩(ぼんのう)を打ち破る象徴として用いる法具。真鍮(しんちゅう)・鋼(はがね)などで作り、中央の握りが細い。両端のとがった独鈷(とっこ)杵、両端...
五指(ごし)のこもごも弾(はじ)くは捲手(けんしゅ)の一挃(いっちつ)に若(し)かず
《「淮南子(えなんじ)」兵略訓から。5本の指がばらばらに弾く力は握りこぶしの一撃に及ばない意》個々の力は一致団結した力に及ばないことのたとえ。
さか‐て【逆手】
《普通とは逆にした手の使い方の意》 1 ㋐刃物の柄を、親指が柄の端、小指が刃の方になるように握ること。切腹するときの短刀の持ち方。 ㋑器械体操で、鉄棒などを、手のひらを手前に向けて下から握る握り...
ささまき‐ずし【笹巻き鮨】
握り鮨を幅広の笹の葉で包んで押したもの。《季 夏》
さび‐ぬき【さび抜き】
《「さび」は、わさびの略》握り鮨(ずし)にわさびを入れないこと。また、そのようにした鮨。
サムズ‐アップ【thumbs up】
《サムは親指の意》こぶしを握り、親指を立てて上に向ける動作。欧米で賛成・同意・満足などの気持ちを表すが、中東などでは侮蔑の意味がある。