た‐つか【手束】
手に握ること。握り持つこと。「中央に—ばかりなる木一株有るのみ」〈出雲国風土記〉
た‐づな【手綱】
１ 馬具の一。轡(くつわ)の左右に結びつけ、人が手に取って馬を操る綱。 ２ 人を動かし、また物事を処理する手加減。「家計の—を握る」 ３ 「手綱染め」の略。 ４ 烏帽子(えぼし)の上に締める鉢巻...
掌(たなごころ)に◦する
手に握る。思いのままに支配する。「おいおい当城を—◦し」〈逍遥・桐一葉〉
た‐にぎ・る【手握る】
［動ラ四］ １ 手を握る。こぶしを握る。「面忘れだにも得すやと—・りて打てども懲りず恋といふ奴(やっこ)」〈万・二五七四〉 ２ 手に握る。「猟弓(さつゆみ)を—・り持ちて」〈万・八〇四〉
だい‐さいし【大祭司】
祭司の長。ユダヤ教では紀元前2世紀半ばまでレビ人のアロンの直系男子が世襲したが、その後は政治的権力者らが任免権を握るようになった。
ちから‐づな【力綱】
１ 力を出すために握る綱。特に、分娩時に産婦がいきむために握る綱。 ２ すがって頼りにするもの。「友情を—にして生きる」
ちけん‐いん【智拳印】
金剛界の大日如来の結ぶ印。胸の前で、左手をこぶしに握って人さし指だけ立て、それを右手で握る印。右手は仏、左手は衆生(しゅじょう)を表し、煩悩(ぼんのう)即菩提(ぼだい)の理を示す。
チャンネル‐リーダー【channel leader】
１ 特定の商品の流通において、主導権を握る者・業者。 ２ 家庭内で、テレビのチャンネル選択権を握る人。
つか【柄／欛】
《「束(つか)」と同語源》 １ 刀剣などの、手で握る部分。 ２ 筆の軸。ふでづか。
つかみ【掴み／攫み】
１ つかむこと。手で握ること。多く他の語と複合して用いる。「ひと—」「わし—」 ２ 相手の気持ちを引きつけること。また、その事柄。お笑い芸人が観客を引きつけるために最初に放つ独創のギャグ。また、...
