さしひき‐かんじょう【差引勘定】
[名](スル) 1 貸借を相殺して残りの金額について勘定すること。 2 損得を計算すること。利害・得失などを考え合わせて判断すること。「—すれば安い買い物だ」
しょうにん‐こんじょう【商人根性】
商人に特有な、営利・損得に敏感な気風。あきんど気質(かたぎ)。
しょうばい‐ぎ【商売気】
1 商売に対する損得を考えて物事を処理しようとする態度。「—のない人」「—を出す」 2 その職業人が持つ特有な関心。職業意識。「—が出てついメモを取る」
千貫(せんがん)のかたに編(あ)み笠(がさ)一蓋(いっかい)
千貫の貸し金に対する抵当が編み笠一つであること。損得の差が大きくて、利益が損失をつぐなえないことのたとえ。
ぜに‐かね【銭金】
金銭。また、金銭上の損得。「—の問題ではない」
ぜに‐かんじょう【銭勘定】
金銭の収支や損得を計算すること。「—が細かい」
そう‐さい【相殺】
[名](スル) 1 差し引いて、互いに損得がないようにすること。帳消しにすること。また、長所・利点などが差し引かれてなくなること。「貸し借りを—する」「それまでの実績が一度の失敗で—される」「そ...
そろ‐ばん【算盤/十露盤/珠盤】
1 日本や中国で用いる計算器具。底の浅い横長の箱を上下二段に分け、縦一行ごとに上段に1個または2個、下段に4個または5個の串(くし)刺しの珠(たま)を置いたもの。上段の珠は五を、下段の珠はおのお...
そろばん‐かんじょう【算盤勘定】
金銭的な損得についての勘定。金銭勘定。「その仕事は—抜きで引き受けよう」
そろばん‐ずく【算盤尽く】
何をするのにもまず損得を考え、損をしないようにすること。勘定高いこと。「—でしか動かない人」