じょうい‐ろん【攘夷論】
江戸末期、外国との通商に反対し、外国を撃退して鎖国を通そうとする排外思想。のちに尊王論と合流して討幕運動の主潮をなした。
すいえん‐じけん【綏遠事件】
昭和11年(1936)日本の関東軍の援助のもと綏遠省に侵攻した内蒙古軍が、傅作義(ふさくぎ)の率いる中国軍に撃退された事件。これにより抗日気運が高まった。
せいエルモ‐とりで【聖エルモ砦】
《Forti Sant'Iermu》マルタの首都バレッタにある星形の砦(とりで)。シベラス半島の先端に位置する。16世紀半ば、オスマン帝国の侵攻に備えるため、マルタ騎士団により建造された。156...
せいゲオルギウス‐だいせいどう【聖ゲオルギウス大聖堂】
《Cathedral Church of St George's》パレスチナ地方の古都エルサレムにあるイギリス国教会の大聖堂。19世紀末に建造。イングランドの守護聖人ゲオルギウスを祭る。第一次...
せいちん‐じ【聖陳祠】
《Lich Den Tran》ベトナム北部、ラオカイ省の都市ラオカイにある祠堂。市街および中国国境を一望できる高台に位置する。17世紀初頭に建立。13世紀に元軍を撃退した英雄チャン=フン=ダオを祭る。
たい【退】
[音]タイ(呉)(漢) [訓]しりぞく しりぞける すさる しさる のく ひく [学習漢字]6年 1 後ろに下がる。しりぞく。しりぞける。「退却・退陣・退避/撃退・後退・辞退・撤退・敗退」 2 ...
タラブコ【Tarabuco】
ボリビア中南部の町。憲法上の首都スクレの南東約40キロメートル、標高約3200メートルの山間部に位置する。手工芸品や日用品を扱う日曜市が開かれるほか、スペイン人を撃退した戦いを再現する祭りプフリ...
デュアート‐じょう【デュアート城】
《Duart Castle》英国スコットランド西岸沖、マル島の東端にある城。マル海峡を望む断崖の上に建つ。城の起源は13世紀頃とされ、代々マクリーン一族の居城だった。17世紀、ピューリタン革命に...
とい【刀伊】
《朝鮮語で夷狄(いてき)の意》中国東北部や沿海州に住んでいた女真族。寛仁3年(1019)対馬(つしま)・壱岐(いき)・筑前を襲ったが、大宰府の官人に撃退された。日本で、これを「刀伊の賊」とよんだ。
ナム‐ディン【Nam Dinh】
ベトナム北部、ナムディン省の都市。同省の省都。首都ハノイの南東約75キロメートル、ソンコイ川のデルタ地帯に位置する。フランス統治時代より繊維産業が盛ん。近年は工業団地が立地し、外国企業の誘致が進...