かん‐せん【官撰】
[名](スル)政府で編集あるいは選定すること。また、その書物。⇔私撰。
きん‐せん【謹撰】
[名](スル)貴人の命などにより、歌集や書物などをつつしんで編集・著述すること。
ぎょ‐せん【御撰】
天皇が編集したり著したりすること。また、その書物。
し‐せん【私撰】
個人または民間で作品を選び、歌集などを編集すること。また、そのもの。⇔官撰/勅撰。
しゅう‐せん【修撰】
[名](スル) 1 文書を整え作ること。特に、史書を編集・撰述すること。編纂(へんさん)。「国史を—する」 2 中国で、史書の編述をつかさどる官。 3 明治初期の修史局の職員。
しん‐せん【新選/新撰】
[名](スル)新たに選ぶこと。特に、新たに編纂(へんさん)すること。また、その書物。
じ‐せん【自撰】
[名](スル)自作の詩歌などから自分で一部を選んで編集すること。「—歌集」
ず‐さん【杜撰】
[名・形動]《「杜」は宋の杜黙(ともく)のこと、「撰」は詩文を作ること。杜黙の詩が定形詩の規則にほとんど合っていなかったという「野客叢書」の故事から。「ずざん」とも》 1 詩や文章に、典拠の確か...
せん【撰】
詩歌・文章を選び抜いて書物にまとめること。「太安万侶の—」
せん【撰】
[人名用漢字] [音]セン(呉)(漢) [訓]えらぶ 1 詩や文章を作る。書物を著す。「撰述」 2 詩文を選び編集する。「撰集/官撰・私撰・自撰・勅撰」 3 多くの中からよりすぐる。「新撰・精撰...