すれ【擦れ/摩れ】
すれること。「衣(きぬ)の—」「靴—(ずれ)」「世間—(ずれ)」
すれ‐あ・う【擦れ合う/摩れ合う】
[動ワ五(ハ四)] 1 物と物とが触れ合う。互いにすれる。「肩と肩とが—・う」 2 互いに争い憎む。仲が悪くて争う。「—・っている仲」
すれ‐からし【擦れ枯らし】
「擦れっ枯らし」に同じ。
すれ‐すれ【擦れ擦れ】
[名・形動] 1 触れそうになるくらい近づいていること。また、そのさま。「床—の高さまで、水がきた」「水面—に飛ぶ鳥」 2 限界をもう少しで越えそうなこと。また、そのさま。「発車時間に—で間に合...
すれ‐ちがい【擦れ違い】
1 触れ合うほど近くを反対方向に通りすぎること。「—に呼びとめられる」 2 時間や位置などがずれて、会えるはずが会えないこと。「共働きで—の夫婦」 3 議論などで、論点がかみあわないこと。「会談...
すれちがい‐つうしん【擦れ違い通信】
携帯型ゲーム機の間で、ゲームに関する各種情報をWi-Fiを通じて自動的にやりとりする機能。任天堂のニンテンドーDS、ソニーのプレイステーションポータブルなどのゲームソフトの一部で利用される。街中...
すれ‐ちが・う【擦れ違う】
[動ワ五(ハ四)] 1 触れ合うほど近くを反対方向に通りすぎる。「列車が—・う」 2 時間や位置などがずれて、会えるはずが会えないままになる。「彼とは—・ってばかりいる」 3 議論などで、論点が...
すれっ‐からし【擦れっ枯らし】
《「すれからし」の促音添加》さまざまな経験をして、悪賢くなったり、人柄が悪くなったりしていること。また、その人。すりからし。
すれ‐もの【擦れ者】
1 世間慣れしている者。また、悪ずれしている者。「宝といふ字の消ゆる程、今は世の—となりける」〈浮・永代蔵・三〉 2 遊里の事情に精通して、遊びなれている者。粋人。「両方—、後は金銀の沙汰にもあ...
す・れる【擦れる/摩れる/磨れる】
[動ラ下一][文]す・る[ラ下二] 1 物と物とが触れ合って動く。こすれる。「木の葉が—・れる」 2 物と物とが強く触れ合ったり、絶えず接触した状態で動いたりして、痛んだり減ったりする。「靴の底...