おお‐じょうや【大庄屋】
《「おおしょうや」とも》江戸時代、地方行政を担当した村役人の一。代官または郡奉行の下で数村から数十村の庄屋を支配して、法規の伝達、年貢割り当て、訴訟の調停などを行った。大肝煎(おおぎもいり)。大...
おお‐めつけ【大目付】
江戸幕府の職名。老中の支配下にあって、幕府の政務の監督、諸大名の監察などにあたった。定員は4〜5名、旗本から選ばれた。総目付の改称で、大名目付・総横目ともいった。→目付1
おき‐つ‐みかみ【沖つ御神】
沖を支配する神。また、沖または沖の島を神格視していった語。「珠洲(すず)の海人(あま)の—にい渡りて」〈万・四一〇一〉
おく‐ちょうば【奥帳場】
店の奥にある帳場。主人や支配人などがいる所。
おくりび【送り火】
高橋弘希の小説。平成30年(2018)、雑誌「文学界」5月号に掲載。都会から青森県の廃校直前の中学に転校してきた少年を主人公に、陰湿ないじめと暴力に支配された中学生たちの閉鎖的な世界を描く。第1...
おさ・える【押(さ)える/抑える】
[動ア下一][文]おさ・ふ[ハ下二] 1 ㋐物が動かないように、押しつけて力を加える。「手で着物の裾を—・える」「文鎮で紙を—・える」 ㋑出入り口に手などを押し当てておおう。「傷口を—・える」「...
オシイェク【Osijek】
クロアチア北東部、スラボニア地方の都市。同地方の中心都市で、ドラバ川沿いに位置する。古代ローマ時代の要塞都市ムルシアに起源し、16世紀から17世紀にかけてオスマン帝国の支配下に置かれた。旧市街の...
オスマン‐ていこく【オスマン帝国】
1299年、オスマン1世が小アジアに建国したトルコ系イスラム国家。地中海周辺のアラブ諸地域、バルカン半島をも支配下におき、アッバース朝滅亡後のイスラム世界の覇者として君臨。16世紀のスレイマン1...
お‐はやし【御林】
江戸幕府が直轄した山林。御林奉行が支配。明治維新以後は官林(国有林)となった。公儀林。
おはやし‐ぶぎょう【御林奉行】
江戸幕府の職名。勘定奉行の支配に属し、御林の伐採や木材運搬などをつかさどった。