ぜん‐かく【前角】
1 脊髄の灰白質のうち、前方の部分。骨格筋を支配する運動ニューロンの細胞体が集まっている。脊髄前角。前柱。 2 左右の大脳半球にある側脳室のうち、前頭葉の内側にある部分。側脳室前角。
ぜん‐じょう【禅譲】
[名](スル) 1 中国における易姓革命観に基づく君主交代の一形式。天子がその位を世襲としないで、有徳の人にゆずること。→放伐(ほうばつ) 2 天子または支配者がその位をゆずること。
ぜんとう‐よう【前頭葉】
大脳半球の中心を左右に走る溝より前方の領域。ヒトにおいてよく発達し、感情・注意・思考などの精神作用や随意運動を支配し、また他の領域と密接に連絡する。
そうきょくせい‐しょうがい【双極性障害】
快活な気分が支配的となる躁(そう)状態と、憂鬱(ゆううつ)な気分が支配的となる鬱状態を繰り返す慢性の病気。気分障害の一つ。中間期には正常な精神状態に復する。病のあとに精神的欠陥が残らない。躁鬱病...
そう‐しはいにん【総支配人】
各部門・支店などの支配人の上に立って全体を統轄・管理する職。また、その人。
そう‐しゅ【宗主】
1 本家の長。本家の嫡子。また、中心として尊び仰がれる人。 2 古代中国、封建時代に諸侯を支配していた盟主。
そうしゅ‐けん【宗主権】
他国の内政・外交などを支配・管理する権能。植民地などが独立する過程で、本国がその植民地に対してもつ例が多い。
そう‐りょう【総領/惣領】
1 家名を継ぐべき人。家の相続人。跡取り。 2 いちばん初めに生まれた子。長男または長女。 3 律令制以前、重要な国に置かれ、近隣数か国の政務を監督した職。すべおさ。 4 中世、武士の族的結合の...
そうりょう‐せい【惣領制】
主として鎌倉時代、武士における一族の結合形態。所領は分割相続されるが、惣領は庶子を統制し、一族の長として所領の支配、戦闘の指揮などに責任をもった。鎌倉中期以降は、しだいに長子の単独相続に移行。
そ‐がい【疎外】
[名](スル) 1 嫌ってのけものにすること。「新参者を—する」 2 人間がみずから作り出した事物や社会関係・思想などが、逆に人間を支配するような疎遠な力として現出すること。また、その中での、人...