えだ‐ね【枝根/支根】
主根(おもね)から分かれ出た根。側根。しこん。
か・う【支う】
[動ワ五(ハ四)] 1 棒やくさびなどを、物に当てて支える。当てがって支えとする。「心張り棒を—・う」 2 鍵やかんぬきなどをかける。「鍵を—・う」 [可能]かえる
さ・う【障ふ/支ふ】
[動ハ下二]「さ(障)える」の文語形。
さえ‐にん【支人】
仲裁人。さえびと。「—踏んだは堪忍せぬ」〈浄・生玉心中〉
さ・える【障える/支える】
[動ア下一][文]さ・ふ[ハ下二] 1 さまたげる。じゃまする。「恋は到底痴(おろか)なもの、少し—・えられると、直ぐ死にたき思いになる」〈左千夫・春の潮〉 2 (多く「気にさえる」の形で)気に...
ささ・う【支ふ】
[動ハ下二]「ささえる」の文語形。
ささえ【支え】
1 ささえること。また、ささえるもの。「若木に—をする」「心の—」 2 「支え口」の略。「入道が女房の—によって心がはりを致せしとて」〈浄・伊豆日記〉
ささえ‐ぐち【支へ口】
他人を中傷すること。讒言(ざんげん)。「陰言、中言、—、立ってはふすべ居てはそしり」〈浄・卯月の紅葉〉
ささえ‐こさえ【支へ小支へ】
《「こさへ」は語調を整えるために類音の語を付け加えたもの》じゃまをすること。また、中傷すること。「—をせしなどとは、承るさへ憎(にっく)きやつ」〈伎・暫〉
ささえ‐ごと【支へ言】
「支え口」に同じ。〈和訓栞〉