はなり【放り】
少女の、振り分けに垂らしたまま束ねない髪。また、その髪形の少女。うないはなり。はなりのかみ。ふりわけがみ。「橘の古婆(こば)の—が思ふなむ心愛(うつく)しいで我(あれ)は行かな」〈万・三四九六〉
ひり‐だ・す【放り出す】
[動サ五(四)]内部のものを体外に強く出す。「糞を—・す」
ほうり‐あ・げる【放り上げる】
[動ガ下一]物などを上に投げる。また、上にのせる。「ボールを高く—・げる」「棚の上に—・げる」
ほうり‐こ・む【放り込む】
[動マ五(四)]投げて中に入れる。勢いよく、または無造作に入れる。「紙くずをごみ箱に—・む」「暴漢を留置場に—・む」
ほうり‐だ・す【放り出す】
[動サ五(四)] 1 投げて外へ出す。勢いよく外へ出す。「窓からごみを—・す」「酔漢を店から—・す」 2 投げるようにして置く。無造作に手からはなす。「小銭を机の上に—・す」 3 途中でやめてし...
ほうり‐な・げる【放り投げる】
[動ガ下一] 1 乱暴に、または無造作に投げる。「ぞうきんを—・げる」 2 途中でやめる。「宿題を—・げて遊びに行く」
ほり‐だ・す【放り出す】
[動サ四]「ほうりだす」の音変化。「綿の代まで相添へて、投げ出す、—・す」〈浄・博多小女郎〉