ほう‐しゃ【放射】
[名](スル) 1 一点からまっすぐ四方八方へ出すこと。また、四方八方へひろがり出ること。「中心から—する車の輻(や)」 2 物体が電磁波または粒子線の形でエネルギーを放出すること。また、その電...
ほうしゃ‐あつ【放射圧】
電磁波が物体に当たって吸収または反射されるとき、物体面が受ける圧力。輻射圧。
ほうしゃ‐エネルギー【放射エネルギー】
電磁波のエネルギー。進行方向に垂直な単位面積を、単位時間に通過するエネルギーとして定義する。その向きと大きさは、電場と磁場のベクトルの外積であるポインティングベクトルで与えられる。
ほうしゃ‐おんどけい【放射温度計】
物体が発する放射から非接触で温度を測定する装置の総称。従来、1000度以上の物体が発する黒体放射による可視光を用いる放射高温計が主流だったが、赤外線検出の性能向上にともない、比較的低温領域の物体...
ほうしゃ‐か【放射化】
放射能をもたない同位体に放射線を照射し、放射性同位体にすること。放射化分析や医療・工業分野で利用される。一方、原子力発電所を稼働し続けると部品や設備が放射化され放射性廃棄物になるため、廃炉・解体...
ほうしゃ‐かいへん【放射壊変】
⇒放射性崩壊
ほうしゃかいへん‐けいれつ【放射壊変系列】
⇒崩壊系列
ほうしゃ‐かがく【放射化学】
放射性元素や放射性核種の定量・分布・生成や分離・精製などを研究する化学の一分野。
ほうしゃ‐かねつ【放射加熱】
⇒輻射加熱
ほうしゃか‐ぶんせき【放射化分析】
試料を荷電粒子や中性子あるいは放射線で衝撃し、生じた放射性核種の人工放射能を測定して、試料中の元素の検出・定量を行う分析法。試料を破壊せずに分析でき、検出感度が高い。