ほうしゃせい‐ほうかい【放射性崩壊】
放射性元素の原子核が、自然に粒子や電磁波を放出して、他の原子核に変わる現象。α崩壊、β崩壊、γ崩壊が知られる。放射性壊変。放射壊変。原子核崩壊。
ほうしゃせい‐ほうかいけいれつ【放射性崩壊系列】
⇒崩壊系列
ほうしゃせい‐ほかく【放射性捕獲】
原子核に1個または複数個の粒子が吸収されて、より重い原子核になる核反応。光核反応の逆過程であり、捕獲によってγ(ガンマ)線(光子)が放出される。中性子捕獲、陽子捕獲などがある。
ほうしゃせい‐ようそ【放射性沃素】
ヨウ素の放射性同位体。ヨウ素129やヨウ素131など。核医学検査で放射性トレーサーとして用いられる。原子力災害で大量の放射性ヨウ素が放出され、人間の体内に取り込まれた場合、甲状腺に蓄積し癌(がん...
ほうしゃ‐せん【放射線】
1 ある一点を中心に放射状にひろがっている線。 2 放射性物質から放出されるα(アルファ)線・β(ベータ)線・γ(ガンマ)線の総称。広くは、X線・中性子線・宇宙線なども含めて、すべての電磁波およ...
ほうしゃせんいがく‐そうごうけんきゅうじょ【放射線医学総合研究所】
量子科学技術研究開発機構の旧称。放医研。NIRS(National Institute of Radiological Sciences)。
ほうしゃせんえいきょう‐けんきゅうしょ【放射線影響研究所】
放射線が人体に及ぼす医学的影響について調査研究を行う研究機関。広島・長崎の原爆被爆者に対する放射線の影響調査に重点を置く。日米両国政府が共同で管理運営する財団法人として昭和50年(1975)に発...
ほうしゃせん‐か【放射線科】
X線などの放射線を用いて診断・治療を行う医療の一分野。
ほうしゃせんか‐い【放射線科医】
放射線科を専門とする医師。
ほうしゃせん‐かがく【放射線化学】
放射線を物質に照射したとき起こる化学変化やその利用法を研究する化学の一分野。