ほうしゃ‐そうしょう【放射相称】
生物体の中心軸を通る相称面が3個以上あること。桜の花やヒトデなどにみられる。
ほうしゃそうしょう‐か【放射相称花】
花被が放射相称に配列している花。梅・キキョウなど多くのものにみられる。輻状(ふくじょう)相称花。輻射花。
ほうしゃ‐そく【放射束】
単位面積を単位時間内に通過する放射のエネルギーを測った量。単位はワット。観測者の目に感ずる可視光線の量を測る光束(単位はルーメン)とは異なり、電磁波のエネルギー全体を対象とする。
ほうしゃ‐そしき【放射組織】
植物の維管束内を、木部・篩部を貫いて放射方向に水平に走る組織。形成層から作られ、柔細胞からなる。養分の通道などの役をするといわれる。射出髄。
ほうしゃ‐ちょう【放射長】
荷電粒子が制動放射などをして減速する際、エネルギーが1/e(eは自然対数の底)に減少するまでに通過する平均距離。
ほうしゃ‐てん【放射点】
⇒輻射点
ほうしゃでんじ‐ざつおん【放射電磁雑音】
電子機器などが発する不要な電磁波。
ほうしゃ‐でんねつ【放射伝熱】
⇒熱放射
ほうしゃ‐とうきゅう【放射等級】
⇒輻射等級
ほうしゃ‐ねつ【放射熱】
ある物体から放出され、他の物体に吸収されてその温度上昇に使われる熱エネルギー。効果は可視光線・紫外線よりも赤外線に著しい。輻射(ふくしゃ)熱。