ほうしゃ‐そしき【放射組織】
植物の維管束内を、木部・篩部を貫いて放射方向に水平に走る組織。形成層から作られ、柔細胞からなる。養分の通道などの役をするといわれる。射出髄。
ほうしゃ‐ちょう【放射長】
荷電粒子が制動放射などをして減速する際、エネルギーが1/e(eは自然対数の底)に減少するまでに通過する平均距離。
ほうしゃ‐てん【放射点】
⇒輻射点
ほうしゃでんじ‐ざつおん【放射電磁雑音】
電子機器などが発する不要な電磁波。
ほうしゃ‐でんねつ【放射伝熱】
⇒熱放射
ほうしゃ‐とうきゅう【放射等級】
⇒輻射等級
ほうしゃ‐ねつ【放射熱】
ある物体から放出され、他の物体に吸収されてその温度上昇に使われる熱エネルギー。効果は可視光線・紫外線よりも赤外線に著しい。輻射(ふくしゃ)熱。
ほうしゃ‐ねんだい【放射年代】
⇒絶対年代
ほうしゃ‐ねんだいそくてい【放射年代測定】
天然に存在する放射性同位体が一定の割合で崩壊する性質を利用し、それらを含むものが形成された年代を測定すること。動植物の遺体や考古学試料などに含まれる炭素14を用いる放射性炭素年代測定法、岩石・鉱...
ほうしゃ‐のう【放射能】
放射線を出す性質、または能力。ある種の原子核は自発的に壊れてα線、β線、γ線などの放射線を放出し、別の安定した原子核に変化する。この性質を放射能、また放射能をもつ原子核を放射性核種という。放射能...