ほうたん‐ぶん【放胆文】
漢文で、修辞上の規則などにとらわれず、大胆に思いきって表現した文章。中国宋末の謝枋得が「文章軌範」で文章を分類したものの一つ。⇔小心文。
ほう‐だい【放題/傍題】
[名・形動ナリ] 1 常軌を逸していること。自由勝手にふるまうこと。また、そのさま。放埒(ほうらつ)。「蹲(つくば)ふかと思へばやがて行ずるは—なことぞ」〈百丈清規抄・四〉 2 育ちや品位などが...
ほう‐だい【放題】
[接尾]名詞、形容動詞の語幹、動詞の連用形、助動詞「たい」などに付いて、ある動作を思いのまま、勝手気ままに行うことを表す。また、ある作用・状態が進むのをそのままにしておくことなどの意を表す。「勝...
ほう‐だん【放談】
[名](スル)言いたいことを遠慮なく話すこと。また、その話。「時局について—する」
ほう‐ち【放置】
[名](スル)そのままにしてほうっておくこと。所かまわず置きっぱなしにしておくこと。「問題を未解決のままに—する」「—自転車」
ほう‐ちく【放逐】
[名](スル)その場所や組織から追い払うこと。追放。「業界から—する」
ほう‐ちょう【放鳥】
[名](スル) 1 繁殖のために、野鳥のひなを人工的に育ててから放すこと。また、生態調査などのために、捕らえた鳥に目印などをつけて放すこと。 2 放生会(ほうじょうえ)や葬式などの際、供養や功徳...
ほうって‐お・く【放って置く】
[動カ五(四)]放置したままにする。「仕事をやりかけの状態で—・く」
ほう‐てき【放擲/抛擲】
[名](スル)投げ出すこと。捨ててかえりみないこと。「学業を—する」
ほう‐でん【放電】
[名](スル) 1 電池などから電気を放出すること。⇔充電。 2 帯電体が電荷を失うこと。 3 絶縁体である気体などに、高電圧がかかると電流が流れる現象。アーク放電・グロー放電など。