はい【敗】
[名]戦いや試合に負けること。「—を転じて功と為すべし」〈中村訳・西国立志編〉 [接尾]助数詞。試合・勝負事などで、負けた回数を数えるのに用いる。上に来る語によって「ぱい」ともなる。「三勝二...
はい【敗】
[音]ハイ(漢) [訓]やぶれる [学習漢字]4年 1 争い事にまける。やぶれる。「敗者・敗戦・敗訴・敗北/完敗・惨敗・勝敗・惜敗・大敗・不敗・優勝劣敗」 2 やりそこなう。「失敗・成敗(せいは...
はい‐いん【敗因】
敗れた原因。⇔勝因。
はい‐かい【敗壊】
[名](スル)負けて総くずれになること。「内部の有様は—し了したれども」〈福沢・文明論之概略〉
はい‐ぐん【敗軍】
戦いに負けること。また、負けた軍隊。
敗軍(はいぐん)の将(しょう)は兵(へい)を語(かた)らず
《「史記」淮陰侯伝から》戦争で負けた将軍は、兵法について語る資格がない。失敗した者は、その事について言う資格がない。
はいけつ‐しょう【敗血症】
化膿性(かのうせい)の病巣があって、そこから菌が血流中に繰り返し入り、その毒素により悪寒戦慄(せんりつ)・高熱などの中毒症状を示し、二次的に身体各所に転移性の膿瘍(のうよう)をつくる感染症。
はいけつしょう‐ショック【敗血症ショック】
⇒敗血症性ショック
はいけつしょうせい‐ショック【敗血症性ショック】
敗血症の原因菌が血液中に放出するエンドトキシンによって誘発される細菌性ショック。サイトカインの分泌が促進され、血管が拡張し、血圧が低下。血流量が不足し、多臓器不全に陥る。敗血症ショック。
はい‐こん【敗根】
仏語。声聞(しょうもん)・縁覚(えんがく)が成仏できないことを、植物の根が腐敗している状態にたとえていう語。