教学(きょうがく)相(あい)長(ちょう)ず
《「礼記」学記から》人に教えることと師から学ぶこととは相補い合うもので、両方を経験してはじめて学業も向上する。
きょうがく‐きょく【教学局】
昭和12年(1937)に設置された文部省の外局。教育全般の戦時体制への即応、国家思想の高揚などを目的とした。
きょう‐ぎ【教義】
ある宗教・宗派が真理と認めている教えの内容・体系。ドグマ。教理。
きょうぎ‐がく【教義学】
キリスト教の諸教義を体系的に解説しようとする神学の一部門。→組織神学
きょうぎょうしんしょう【教行信証】
鎌倉前期の仏教書。親鸞(しんらん)撰。6巻。広く経典や解釈論の中から念仏往生の要文を抜粋・編集し、浄土真宗の教義を組織体系化した書。すべてを阿弥陀仏の回向(えこう)の働きと捉え、信心に中心を置い...
きょう‐く【教区】
布教や信者の指導・監督の便宜上設けられた区域。
きょう‐くん【教訓】
[名](スル)教えさとすこと。また、その内容・言葉。「—をたれる」「—を得る」
きょうくんしょう【教訓抄】
鎌倉時代の雅楽書。10巻。狛近真(こまちかざね)著。天福元年(1233)成立。楽曲の口伝・由来や楽器の奏法を記す。「体源抄」「楽家録」と合わせて三大楽書とよばれる。
きょう‐ぐ【教具】
学習を効果的に行うための用具。黒板・掛け図・標本・視聴覚器具・運動用具など。
きょう‐け【教化】
[名](スル)《「きょうげ」とも》 1 仏語。人々を教え導いて仏道に入らせること。教導化益(けやく)。 2 法要の際、仏前で朗唱する讃の一種。