ブードゥー‐きょう【ブードゥー教】
《Voodoo》西インド諸島のハイチを中心に広まっている民間信仰。奴隷貿易によってアフリカから西インド諸島へ連行された黒人奴隷の間に広がる信仰とキリスト教が習合して成立した。ロアと呼ばれる精霊を...
べっ‐きょう【別教】
1 天台宗で説く五時八教のうち、化法(けほう)の四教の第三。他の三教のいずれとも異なる別の教え。菩薩(ぼさつ)に対する教え。 2 華厳宗で、華厳経の教えが、三乗とは異なる究極真実の超絶的な一乗で...
ほうとく‐きょう【報徳教】
道徳と経済の二つを基盤として富国安民を説く二宮尊徳の教え。
ほくでん‐ぶっきょう【北伝仏教】
⇒北方(ほっぽう)仏教
ほっぽう‐ぶっきょう【北方仏教】
中央アジア・チベット・モンゴル・中国・朝鮮半島・日本などの仏教。梵語(ぼんご)仏典あるいはその翻訳仏典が行われ、大乗仏教を主とする。北伝仏教。→南方仏教
マニ‐きょう【マニ教】
《Mani》3世紀にペルシアのマニが創唱した宗教。ゾロアスター教を母体とし、キリスト教・仏教の諸要素を取り入れて、光(善)と闇(やみ)(悪)の二元論的世界観を根本に、禁欲的実践による救済を説く。...
マホメット‐きょう【マホメット教】
イスラム教の俗称。主にヨーロッパで用いられた。
まるやま‐きょう【丸山教】
教派神道十三派の一。山岳信仰を中心とした教派。近世の丸山講を基盤に明治維新後伊藤六郎兵衛が教団化したもの。最初扶桑教の傘下に入り、次いで神道本局に属し、昭和21年(1946)神道大教から独立した。
みそぎ‐きょう【禊教】
教派神道の一。井上正鉄(いのうえまさかね)を祖とし、明治初期に教団化。明治27年(1894)に一派独立。生活と密着した教義を有し、禊祓(みそぎはらえ)を重視する。
みち‐おしえ【道教/路導】
ハンミョウの別名。あたかも道を教えるかのように、人の行く道の前方へと飛んで降りるところからいう。《季 夏》