せんこう‐ぶんさん【旋光分散】
物質の旋光性の度合い(旋光度)が光の波長により異なること。一般に、波長が長いほど、旋光度は小さくなる。ORD(optical rotatory dispersion)。
ぞく‐さん【粟散】
《古くは「そくさん」》あわ粒をまいたように細かく散らばっていること。
たい‐さん【退散】
[名](スル)立ち去ってちらばること。また、その場からのがれ去ること。「悪霊が—する」「雲行きが怪しいからそろそろ—しよう」
ちょう‐さん【逃散】
中世以降の農民闘争の一形態。領主への抵抗手段として、一村を挙げて耕作を放棄し、山野や他領へ逃亡したこと。とうさん。
とう‐さん【逃散】
⇒ちょうさん(逃散)
ちょくせつ‐かくさん【直接拡散】
《direct spread》無線通信のスペクトラム拡散で使われる方式の一。もとの信号に一定周期で繰り返されるランダムな信号を組み合わせ、幅広い帯域に拡散して送信する。受信側は拡散された信号を逆...
ちょくせつシーケンス‐スペクトラムかくさん【直接シーケンススペクトラム拡散】
⇒ディー‐エス‐エス‐エス(DSSS)
てきおう‐ほうさん【適応放散】
同類の生物が、さまざまな環境に適応して多様に分化し、別系統になること。オーストラリア大陸の有袋類が好例。他に、アフリカのタンガニーカ湖のシクリッドなど。
とう‐さん【蕩散】
[名](スル)誘惑や快感などで人の気を散らし、心をとろけさせること。「稗官(はいかん)小説は、人の戯笑に供しその心志を—するものにして」〈中村訳・西国立志編〉
とくれい‐かいさん【特例解散】
財政が悪化した厚生年金基金が、国に返還する最低責任準備金の納付額や期限・方法について特例の適用を受けて解散すること。平成31年(2019)3月までの時限措置。