かこみ【囲み】
1 ぐるりと周囲を取り巻くこと。また、そのもの。かこい。 2 敵の城や陣地などを囲んで攻めること。また、その軍勢。包囲。「—を解く」「—を破って逃れる」 3 「囲み記事」の略。
かさ【嵩】
1 物の大きさ、分量。体積。容積。「荷物の—が張る」「水の—が増す」 2 高い所。「敵の行く前(さき)難所なる山路にては、—より落とし懸けて」〈太平記・一五〉 3 威厳。貫禄。重み。「近代は在家...
かさ‐じるし【笠標】
戦場で敵味方を見分けるために、兜(かぶと)などにつけたしるし。多くは小旗を用い、家紋や文字などを染めた。→袖標(そでじるし)
かさね‐だて【重ね楯】
敵の矢を防ぐため、幾枚も盾を重ねて立てること。また、その盾。
カステルノー‐じょう【カステルノー城】
《Château de Castelnaud》フランス南西部、ドルドーニュ県の村カステルノー‐ラ‐シャペルにある城。現在は中世の武器の博物館になっている。12世紀には既にあったとされ、13世紀に...
かす・む【掠む】
[動マ四] 1 奪い取る。「他の怨敵に—・まれて、其の国土を破壊せむ」〈西大寺本金光明最勝王経平安初期点〉 2 人の目を盗む。こっそり行動する。「—・んで竹生島へ参ってござる」〈虎明狂・ぬらぬ...
かず‐の‐ちから【数の力】
数の多さによって他者を圧倒する力。「—で敵軍を破る」「—を頼みとする」
か‐せん【火箭】
1 昔の戦いで火をつけて射た矢。敵の施設や物資に火をつける目的で用いたもの。火矢(ひや)。 2 艦船が信号に用いる火具。
か‐せん【火線】
直接に敵と砲火を交える戦闘の最前線。
か‐せん【火船】
1 昔、敵船を焼き打ちにするため、わらや薪などを積んで火をつけ、風上から流した船やいかだ。 2 「火輪船(かりんせん)」に同じ。