かそう‐てき【仮想敵】
団体や個人が計画などを立てる場合に、仮に敵と想定する相手。「大企業を—として新製品の開発に取り組む」
かそう‐てきこく【仮想敵国】
国防計画などを立てる場合に、仮に敵国と想定する国。
かたき【敵/仇】
《「かた」は対比するものの片方の意で、本来は相手を広くいう》 1 勝負や争いの相手。競争相手。「商売上の—」「碁—」 2 恨みのある相手。あだ。仇敵(きゅうてき)。「—を取る」「父の—を討つ」 ...
か‐だやし【蚊絶やし】
カダヤシ目カダヤシ科の淡水魚。全長は雄が約3センチ、雌が約5センチ。卵胎生。ぼうふらや魚卵などを食べる。北アメリカの原産で、日本には大正時代に蚊の天敵として移入され、川の下流域や浅い池でみられる...
かちかち‐やま【かちかち山】
日本の昔話の一。室町末期の成立か。悪い狸(たぬき)に婆(ばば)を殺された爺(じじ)のために、兎(うさぎ)が敵討ちをする。
かっこ‐げきは【各個撃破】
敵が分散しているうちに、そのそれぞれを集中的に撃ち破っていくこと。比喩的に、相手側の人間を一人一人説得したり、また、障害を個々に除いていったりすることにもいう。
かっ‐せん【合戦】
[名](スル) 1 敵味方が出あって戦うこと。戦い。「関ヶ原の—」 2 (「がっせん」の形で)名詞の下に付いて、激しく争うさまを表す。「乱売—」「蛍—」
勝(か)って兜(かぶと)の緒(お)を締(し)めよ
敵に勝っても油断しないで、心を引き締めよ、というたとえ。
かな・う【適う/叶う/敵う】
[動ワ五(ハ四)] 1 (適う)条件・基準などによく当てはまる。ぴったり合う。適合する。「理屈に—・っている」「お眼鏡に—・う」「大関に—・う地位」 2 (叶う)思いどおりに実現する。願ってい...
かに‐ぐま【蟹隈】
歌舞伎の隈取りの一。紅隈(べにぐま)で、形状・色彩ともにカニを模したもの。半道敵(はんどうがたき)役に用いる。戯(ざ)れ隈(ぐま)。