いさまし・い【勇ましい】
[形][文]いさま・し[シク]《動詞「いさ(勇)む」の形容詞化》 1 意気が盛んで勢いがあり、恐れずに危険や困難に向かっていくさま。勇敢なさま。「強敵に—・く立ち向かう」「—・い英雄の物語」 2...
いしゅ‐ぎり【意趣斬り】
恨みによって人を斬ること。いしぎり。「脳を打ち砕き、とどめを刺してござるが、—か」〈伎・幼稚子敵討〉
いし‐ゆみ【石弓/弩】
1 古代の武器の一。 ㋐木などの弾力を利用して石をはじくようにした武器。いしはじき。 ㋑ばね仕掛けで大矢を発射する大型の弓。弩(ど)。弩弓。 2 城壁・がけの上に石をくくりつけておき、その綱を切...
い‐すく・める【射竦める】
[動マ下一][文]いすく・む[マ下二] 1 相手を見据えてこわがらせ、身が縮むようにする。「鋭い眼光で—・められる」 2 矢を射て敵を萎縮させ、身動きできないようにする。「ただ遠矢に—・めければ...
イズミル【İzmir】
トルコ西部、エーゲ海に面する港湾都市。古代ギリシャ名スミルナ。同国第三の都市であり工業、貿易が盛ん。紀元前10世紀にイオニア人が築いた植民都市に起源し、古代ローマ帝国、東ローマ帝国時代にはエーゲ...
いたずら‐じに【徒死に】
何の役にも立たない死に方をすること。むだ死に。犬死に。「敵(かたき)ある者に行き烈(つ)れて、—する者」〈今昔・二六・七〉
いたち【鼬/鼬鼠】
食肉目イタチ科の哺乳類。体長は雄が約30〜45センチ、雌が約20センチ。体毛は赤茶色で、体は細長く、脚が短く、尾は太く長い。主に夜行性で、ネズミ・鶏などを捕食。敵に追いつめられると悪臭を放って逃...
鼬(いたち)の最後(さいご)っ屁(ぺ)
《イタチが窮したときに悪臭を放って敵をひるませるところから》困ったときに非常手段に訴えること。
鼬(いたち)の無(な)き間(ま)の貂(てん)誇(ほこ)り
《天敵のイタチがいないとテンがいばる意から》恐れるものがいない所で大いばりするたとえ。鼬の無き間の鼠(ねずみ)。
いちばん‐がけ【一番駆け】
1 戦場で、いちばん先に敵陣に突っ込んで戦うこと。また、その人。 2 人に先んじてすること。また、その人。いちはながけ。