とらわ・れる【囚われる/捕(ら)われる/捉われる】
[動ラ下一][文]とらは・る[ラ下二] 1 つかまえられる。とらえられる。「敵に—・れる」 2 固定した価値観や考え方などに拘束される。「先入観に—・れる」「目先のことに—・れる」
とり‐こ【虜/俘虜/擒】
1 生け捕りにした敵。捕虜。 2 あることに心を奪われること。また、そのような人。「アニメのヒーローが子供を—にする」
とり‐こ・める【取り籠める】
[動マ下一][文]とりこ・む[マ下二] 1 中に押しこめる。とじこめる。「人質を一室に—・める」 2 とりかこむ。包囲する。「敵の艦隊を中央に—・めて」〈蘆花・不如帰〉
とり‐て【取(り)手】
1 物を受け取る人。 2 カルタのふだを取る人。読み手に対していう。 3 相撲・柔道などの技。また、その技の巧みな人。 4 武術の一。武器を持たずに敵を倒し、捕らえる術。
とり‐で【砦/塁/寨】
《取り出して築く城の意》 1 本城の外の要所に築く小規模な城。出城。柵塁(さくるい)。 2 外敵の攻撃を防ぐための建造物。要塞。
とん‐そう【遁走】
[名](スル)逃げ出すこと。逃がれ去ること。逃走(とうそう)。「敵前から—する」
どう‐ぎ【胴木/筒木】
1 太い木材。丸太(まるた)。 2 城壁の上に備えておいて、敵が攻め寄せてきたときに落とす丸太。どうづき。
どうぐ‐おとし【道具落(と)し】
1 戦場で敵の槍を巻き落とすこと。また、そのための武具。 2 わな。おとしあな。「女郎の—は是ぞかし」〈浮・諸艶大鑑・八〉
同舟(どうしゅう)相(あい)救(すく)う
《「孫子」九地から》立場を同じくする者は、平素は敵どうしでも、いざというときには助け合う。
どく‐さつ【毒殺】
[名](スル)毒物・毒薬を用いて殺すこと。毒害。「政敵を—する」