ひら‐しき【平敷】
「平敷の御座(おまし)」「平敷の座」の略。
ひろ‐ざしき【広座敷】
1 広い座敷。 2 江戸城大奥の女中職の一。種々の雑務をつかさどった。
ひろ‐しき【広敷】
1 江戸時代、町家で台所の上り口の板敷の間。また、大名邸内の奥向きの所。 2 江戸城中、本丸と西の丸の大奥にあった大奥役人の詰め所。大奥の事務を扱う。 3 広間。「宿の—に出でて」〈浮・諸艶大鑑・三〉
ふ【敷】
[常用漢字] [音]フ(呉)(漢) [訓]しく 〈フ〉平らに広げて全体に及ぼす。しき延べる。「敷衍(ふえん)・敷設」 〈しき(じき)〉「敷居・敷金・敷地・敷布/座敷・屋敷・河川敷・千畳敷・風...
ふる‐しき【風呂敷】
「ふろしき」の音変化。「—をかぶった明日蚊帳(かや)を出し」〈柳多留・二一〉
ふろ‐しき【風呂敷】
1 物を包むのに用いる正方形の布。「—包み」 2 入浴のとき、衣類を脱いで包んだり、衣類を着る際に床に敷いたりした布。古くは正倉院に残っているものもあり、中世には衣包・平包の名がみられる。江戸前...
ぶけ‐やしき【武家屋敷】
戦国時代以後、城下町で武士が主君から与えられて住んだ屋敷。
へぎ‐おしき【折ぎ折敷】
へぎ板で作った角盆。へぎ。
まち‐やしき【町屋敷】
1 町にある屋敷。 2 江戸時代、町人の住む屋敷。町奉行の支配下にあった。
みち‐しき【道敷】
道路に使用する敷地。道路敷。