おう‐らい【往来】
[名](スル) 1 行ったり来たりすること。行き来。「車が激しく—する」 2 人や乗り物が行き来する場所。道路。「—で遊ぶ」 3 互いに行ったり来たりすること。交際。「足しげく—する間柄」 4 ...
おうらい‐の‐まきもの【往来の巻物】
習字の手本として、手紙の文例を集めた巻物。また、それに似た形式の巻物。
おうらい‐もの【往来物】
平安末期から明治初期にかけて編集・使用された、一種の初歩教科書の総称。「明衡往来(めいごうおうらい)」に始まり、初めは手紙の模範文例集であったが、近世では項目も多様化し、寺子屋の教科書となった。
ぶん‐けい【文型】
文の構成上の類型。個々の具体的な文表現から抽出した各種の文の形式を文例によって組織的に示すもの。
めいごうおうらい【明衡往来】
平安後期の往来物。2巻または3巻。藤原明衡(ふじわらのあきひら)著。成立年未詳。漢文で書かれた男子用の書簡文例集。現存の往来物では最古。雲州消息。雲州往来。
れい【例】
[音]レイ(漢) [訓]たとえる ためし [学習漢字]4年 1 同類の事柄。引き比べて参照すべき事柄。「例外/事例・前例・典例・判例・範例・類例」 2 きまり。規定。「条例・凡例(はんれい)・法...