まつのやひっき【松屋筆記】
江戸後期の随筆。120巻。小山田与清(おやまだともきよ)著。明治41年(1908)刊。文化末年(1818)から弘化2年(1845)ころまでの約30年間にわたり、古今の書物の記事を抜き書きし、考証...
まつまえ‐ぶぎょう【松前奉行】
江戸幕府の職名。遠国(おんごく)奉行の一。老中に属し、蝦夷地の民政・警備・開拓・鎮撫(ちんぶ)に当たった。文化4年(1807)従来の箱館奉行を改称したもの。まもなく蝦夷地を松前藩に返すとともに廃...
マテーラ【Matera】
南イタリア、ナポリの東250キロメートルにある都市。グラビナ渓谷にある、サッシと呼ばれる洞窟(どうくつ)住居で知られる。住居は新石器時代に始まるとされ、8〜13世紀にはキリスト教の修道士が住みつ...
マデリウペラフィタクラーロル‐けいこく【マデリウペラフィタクラーロル渓谷】
《Madriu-Perafita-Claror》アンドラの南東部にある渓谷。ピレネーの標高3000メートル級の峰々に抱かれ、三つの集落が牧畜や農業を営んでいる。石造りの放牧地の宿舎や、鉄の精錬所...
マトボ【Matobo】
ジンバブエ南西部の都市ブラワヨの南西約40キロメートルにある丘陵地帯。花崗岩(かこうがん)質の奇岩地形で、洞窟や岩肌には古代の壁画が残されている。この丘陵を含む周辺地域は1904年に国立公園に指...
的(まと)を◦射(い)る
うまく目標に当てる。転じて、うまく要点をつかむ。「—◦射た批評」 [補説]文化庁が発表した「国語に関する世論調査」で、本来の言い方とされる「的を射る」と、本来の言い方ではない「的を得る」について...
まど‐ぐち【窓口】
1 官庁・郵便局・銀行・駅などで、外来者に応対し、金銭や書類の受け渡しなどの事務を執る所。 2 外部との折衝をする役。「文化交流の—」
マドレーヌ‐ぶんか【マドレーヌ文化】
ヨーロッパ後期旧石器時代最後の文化。フランス、ドルドーニュ地方のマドレーヌ(Madeleine)岩陰遺跡にちなんで命名。主としてフランス・スペインに分布し、ラスコーやアルタミラなどの洞窟壁画が有名。
マナカ‐イスナガ【Manaca Iznaga】
キューバ中部、サンクティスピリトゥス州の町。トリニダーの北東約15キロメートル、サンルイス渓谷に位置する。植民地時代に大規模なサトウキビ農園があった場所で、奴隷を監視するための高さ約45メートル...
マナグア【Managua】
中央アメリカ、ニカラグア共和国の首都。マナグア湖の南岸にある。1931年と1972年の大地震、1936年の大火により、市街地は壊滅的な被害を受けた。共和国広場の周辺に旧マナグア大聖堂、ルベンダリ...