よしだ‐ひでかず【吉田秀和】
[1913〜2012]音楽評論家・随筆家。東京の生まれ。内務省・文部省などを経て音楽評論家に。ラジオパーソナリティーや音楽教育にも力を注ぎ、小沢征爾らを育てた。昭和50年(1975)評論集「吉田...
よしのみくまり‐じんじゃ【吉野水分神社】
奈良県吉野郡吉野町吉野山にある神社。主神は天水分命(あまのみくまりのみこと)。本来は水の分配をつかさどる神だが、「みくまり」が訛(なま)って「みこもり(御子守)」となり、子守・子授けの神として祭...
よしの‐やま【吉野山】
奈良県中部、大峰山脈北端の尾根の称。南朝の所在地で史跡に富み、また金峰山寺(きんぶせんじ)(蔵王堂)があり、修験道の根拠地。桜の名所で、平安中期から寄進により植えられた。平成16年(2004)「...
よしみず‐じんじゃ【吉水神社】
奈良県吉野郡吉野町にある神社。後醍醐(ごだいご)天皇を祭神とし、楠木正成(くすのきまさしげ)、宗信(そうしん)法印を合祀する。もと金峰山寺(きんぷせんじ)の僧坊吉水院(きっすいいん)で、修験道と...
よしゃずこう【輿車図考】
江戸後期の故実書。松平定信編、渡辺広輝画。16巻。文化元年(1804)成立。各種の輿車に関する考証に、彩色図を付した書。
よせ・くる【寄(せ)来る】
[動カ変][文]よせ・く[カ変] 1 波が寄せてくる。「—・くる波」 2 軍勢などが攻め寄せてくる。「—・くる大軍」 3 新しい時代や文化などが押し寄せてくる。「—・くる民主化の波」
よみ‐ほん【読本】
1 江戸時代の小説の一種。絵を主とした草双紙に対して、読むことを主体とした本の意。寛延・宝暦(1748〜1764)のころに上方(かみがた)に始まり、文化・文政期(1804〜1830)に江戸を中心...
よろぼし【弱法師】
謡曲。四番目物。観世元雅作。大坂の天王寺で高安通俊が、諦観に身を置く弱法師という盲目の乞食(こじき)に会い、それがわが子の俊徳丸と知る。よろぼうし。
日本画家、下村観山の代表作。絹本金地着色...
ライエ【Laie】
米国ハワイ州、オアフ島北東部の町。コオラウ山脈北端部の麓に位置し、ライエ湾に面する。ポリネシアの文化を紹介するポリネシアカルチャーセンターのほか、モルモン教関連の寺院や大学などがある。
らいおう‐の‐テラス【癩王のテラス】
《Leper King Terrace》カンボジア北部、アンコールにある遺跡。アンコールトムの王宮の北東に位置する。12世紀末、クメール王朝のジャヤバルマン7世により建造。名称は癩(らい)病に...