こう‐き【興起】
[名](スル) 1 勢いが盛んになること。また、盛んにすること。「民権を—し」〈福沢・文明論之概略〉 2 奮いたつこと。「人民をして観感—せしむることは」〈中村訳・西国立志編〉
こうしょう‐じ【興正寺】
京都市下京区にある浄土真宗の寺。山号は円頓山。文明年間(1469〜1487)経豪(きょうごう)が蓮如に帰依し、山科(やましな)で開創、本願寺に所属。明治9年(1876)独立し、興正派の本山となった。
こう‐てい【抗抵】
[名](スル)「抵抗(ていこう)」に同じ。「仮令(たと)い之に向て—せざるも」〈福沢・文明論之概略〉
こう‐ど【高度】
[名] 1 高さの度合い。海水面からの高さ。「一万メートルの—で飛ぶ」 2 天体が地平線からどれだけ上に見えるかを示す角度。天頂距離の余角。高度角。 [名・形動]程度の高いこと。また、そのさ...
こう‐はい【興敗】
興隆と衰退。興亡。「家の由来と其(その)—の趣とを探索せば」〈福沢・文明論之概略〉
こう‐ふ【公布】
[名](スル) 1 一般に広く知らせること。弘布。「訳者は原書を訳して世に—し」〈福沢・文明論之概略〉 2 成立した法令・条約などの内容を広く一般国民に知らせるために公示すること。ふつう、官報に...
こ‐き【古器】
古い時代の器物。古器物。「—書画を貴ぶの風俗」〈福沢・文明論之概略〉
こく‐ぎ【国議】
国家の重要な会議。国の最高機関での議論。「四十九万の人は最初より—に与(あずか)るを得ざる訳(わ)けなり」〈福沢・文明論之概略〉
こく‐めい【国命】
1 国家の命令。朝命。 2 国家の政治。「新に鎌倉に政府を開くも、北条が陪臣にて—を執るも」〈福沢・文明論之概略〉
こく‐らん【国乱】
国内で反乱などが起こって秩序が乱れること。内乱。「爾後(じご)様々の—を経て」〈福沢・文明論之概略〉