ヘレニズム【Hellenism】
《ギリシャ風の意》 1 古代ギリシャの文化・思想。人間中心的な合理的精神を基盤とし、ヘブライズムとともに西洋文明の二大源流となった。 2 東方文化との融合から超民族的普遍的性格をもつようになった...
へん・する【貶する】
[動サ変][文]へん・す[サ変] 1 人を悪く言う。けなす。そしる。「宋史の伝はこれを—・するに過ぎている嫌がある」〈露伴・連環記〉 2 身分や地位などを落とし下げる。左遷する。「潮州に—・せら...
べく‐そうろ・う【べく候ふ】
[連語]「べし」を丁寧に表す。中世以降、多く手紙文に使われた。…ましょう。…でしょう。…するつもりです。「万あすあさての程にまゐり候うて、申し候ふ—・ふ。かしこ」〈実隆公記・文明六年正月四日五日紙背〉
ベルベル‐じん【ベルベル人】
《Berber》北アフリカに広く居住する先住民族。ベルベル語を話す。7世紀以降イスラム化・アラブ化が進んだ。ベルベルの名称はギリシャ語のバルバロイ(ギリシャ世界の外に住む文明化されていない人の意...
べん‐たつ【鞭撻】
[名](スル) 1 むちで打ってこらしめること。 2 努力するように励ますこと。「御指導御—のほどお願い申しあげます」「人民は国の智徳の為に—せられて」〈福沢・文明論之概略〉
べん‐べん【便便】
[ト・タル][文][形動タリ] 1 何もせずにいたずらに時を過ごすさま。「—と日を送る」 2 だらだらとやたらに長いさま。「何時迄も、—と喋舌(しゃべ)っているのは」〈漱石・道草〉 3 太って腹...
ペテンイツァ‐こ【ペテンイツァ湖】
《Lago Petén Itzá》グアテマラ北部、ペテン県にある湖。石灰岩台地に形成され、流出河川をもたない。南岸の島に県都フローレスがある。周辺は深い熱帯雨林に覆われ、マヤ文明の遺跡が点在する...
ほぞ【蔕】
《「臍(ほぞ)」と同語源。古くは「ほそ」》果実のへた。〈文明本節用集〉
ホヤ‐デ‐セレン【Joya de Cerén】
中央アメリカ、エルサルバドル西部にあるマヤ文明の遺跡。首都サンサルバドルの北西約20キロメートルに位置する。1976年、建設工事中に発見。日干し煉瓦で造られた住居・共同浴場・集会所などの遺構があ...
ホラズム【Khorezm】
中央アジアのアムダリア下流域の古称。中央アジア古代文明の一中心地。現在はウズベキスタン・トルクメニスタンに所属。コラズム。フワーリズム。 [補説]「花剌子模」とも書く。