マリア【Malia/Μαλιά】
ギリシャ南部、クレタ島の港町。同島北岸、イラクリオンの東方約30キロメートルに位置する。海岸保養地。郊外にクレタ文明時代の宮殿の遺跡があることで知られる。
まんようしゅうしちゅう【万葉集私注】
土屋文明による万葉集の注釈書。昭和24年(1949)から昭和31年(1956)にかけて全20巻を刊行。本作により、著者は昭和28年(1953)の第9回芸術院賞受賞。
みいけ‐たんでん【三池炭田】
福岡県大牟田(おおむた)市から熊本県荒尾市にまたがり、さらに有明海の海底下に広がる炭田。文明年間(1469〜1487)から開発され、良質の瀝青(れきせい)炭を産出。三池藩、官営を経て、明治22年...
み‐かい【未開】
1 文化・文明がまだ十分に発達していないこと。「—の奥地」 2 土地がまだ開拓されていないこと。「—の荒野」 3 仕事や研究のある分野がまだ開拓されていないこと。「—の領域」 4 花がまだ咲かな...
みかい‐しゃかい【未開社会】
1 現在も文明の外にある社会。文字をもたず、技術水準が低く、社会構造も単純で、伝統的規制が強いなどの特徴をもつ。 2 古代文明発達以前の過去の社会。原始社会。
みかい‐ち【未開地】
1 文明がまだ行き渡らない土地・所。 2 まだ開拓されていない自然のままの土地。
ミケーネ【Mykēnai】
ギリシャ、ペロポネソス半島東部アルゴリス平野にある古代都市遺跡。ミケーネ文明の中心だったが、ローマ時代に荒廃。1876年、シュリーマンにより発掘された。1999年、同じくシュリーマンが発掘したテ...
ミケーネ‐ぶんめい【ミケーネ文明】
前16世紀から前12世紀にかけて、ミケーネを中心に栄えた、エーゲ文明後期の青銅器文明。北方からのアカイア人がクレタ文明の影響を受けて形成、ギリシャ文明の先駆をなしたが、ドリス人の侵入によって滅亡...
ミノア‐ぶんめい【ミノア文明】
《Minōa》クレタ文明の異称。クレタの伝説的な王ミノスにちなむ呼称。
みらい‐は【未来派】
《futurism》20世紀初頭、イタリアに興った芸術運動。詩人マリネッティが首唱。伝統的な文化・芸術を排撃し、スピード・騒音など、機械文明のダイナミックな運動感覚の表現を重んじた。未来主義。