じもん‐しゃ【地紋紗】
透ける地に、糸をつめることで文様を織り出した紗。紋紗。
ジャカード‐き【ジャカード機】
紋織物を織る機械の一。穴をあけた紋紙の操作により、複雑な文様が織り出せる。1804年、フランスのジャカール(J.M.Jacquard)が発明。ジャカール機。
じゅこう‐せいじ【珠光青磁】
《村田珠光がこの様式の茶碗を好んだと伝えられるところから》内外面に猫掻き手といわれる櫛目(くしめ)文様があり、淡黄褐色または灰緑色を呈する青磁。主に中国産で、茶碗のほかに鉢・花入れなどがある。
じょう‐もん【縄文】
撚(よ)りひもを、押しつけたり転がしたりしてつけた土器の文様。
すかし‐ぼり【透かし彫(り)】
金属・木・石などをくりぬいて文様を表す技法。文様を透かして素地を残す方法(文様透かし)と、文様の周りの素地を透かす方法(地透かし)がある。木彫仏の光背、欄間、刀剣の鐔(つば)などに技巧を凝らした...
スキタイ【(ギリシャ)Skythai】
前6世紀から前3世紀にかけて、カルパチア山脈とドン川との中間の草原地帯に強大な遊牧国家を建設したイラン系民族。黒海沿岸のギリシャ植民都市と交易。すぐれた馬具・武具・武器を発達させるなど、独自の騎...
すぎめ‐おうぎ【杉目扇】
杉の木目(もくめ)が横目になっている薄板で作った扇。貴族の幼童が用い、吉祥文様を描き、糸花(いとばな)をとじつけたりする。
す‐ながし【州流し/洲流し】
1 砂浜の波跡や水の流れを連想させる文様。州流れ。 2 旗や幕などに、州浜(すはま)の模様を染め抜いた紋。
スペイン‐シナゴーグ
《Španĕlská synagoga》チェコの首都プラハ中心部、旧市街のユダヤ人地区(ヨゼホフ)にあるシナゴーグ。19世紀後半、プラハで最も古いシナゴーグがあった場所に建造。アラベスク文様や金...
せいがいは【青海波】
(「清海波」「青海破」とも書く)雅楽。唐楽。盤渉(ばんしき)調で新楽の中曲。舞は二人舞で、舞姿は優美。「輪台(りんだい)」を序として引き続いて舞う。番舞(つがいまい)は「敷手」。
清元。...