とり‐い・る【取(り)入る】
[動ラ五(四)]相手の機嫌をとって、気に入られるように努める。「上司に—・る」
[動ラ下二]「とりいれる」の文語形。
とり‐つ・く【取(り)付く】
[動カ五(四)] 1 しっかりとつかまる。すがりつく。とりすがる。「救命ブイに—・く」 2 しっかりと組みつく。組みかかる。「岩場に—・く」「一人に五、六人が—・く」 3 新しく物事を始める。...
とり‐みだ・る【取り乱る】
[動ラ四]心の落ち着きを失う。取り乱す。「朝廷(おほやけ)に数まへられ奉りては、また—・り暇(いとま)なくなどして」〈源・朝顔〉
[動ラ下二]「とりみだれる」の文語形。
とり‐わ・く【取り分く】
[動カ四]特に他と異なっている。特別である。「御前よりも—・きさるべきものどもをいださせ給ふ」〈大鏡・頼忠〉
[動カ下二]「とりわける」の文語形。
とろ・く【蕩く/盪く】
[動カ下二]「とろける」の文語形。
ど・く【退く】
[動カ五(四)]いる場所を動いて、そこをあける。のく。「早く—・いてくれ」 [可能]どける
[動カ下二]「どける」の文語形。
なか・す【泣かす】
[動サ五(四)]「泣かせる」に同じ。「よく弟を—・した」「—・すエピソード」
[動サ下二]「なかせる」の文語形。
なが・む【眺む】
[動マ下二]「ながめる」の文語形。
ながら・う【永らふ/長らふ/存ふ】
[動ハ下二]「ながらえる」の文語形。
なが・る【流る】
[動ラ下二]「ながれる」の文語形。