しらせ‐ぶみ【知らせ文】
先方に知らせるために送る書面。通知書。報告書。
しろく‐ぶん【四六文】
漢文の文体の一。4字または6字の句を基本とし、対句を用いて句調を整え、典故を多用した華麗な文章。中国で六朝(りくちょう)から唐にかけて流行。日本では奈良・平安時代の漢文に多く用いられた。四六駢儷...
しんない‐ぶん【心内文】
物語文学などで、登場人物が心の中で思っていることを書いた箇所。心内語。心話文。→地の文 →会話文
しんぱんうたざいもん【新版歌祭文】
浄瑠璃。世話物。2巻。近松半二作。安永9年(1780)大坂竹本座初演。お染と久松との情死事件を脚色したもの。上の巻「野崎村」の段が有名。→お染久松
しん‐もん【真文】
1 仏・菩薩(ぼさつ)の説いた文句。しんぶん。 2 梵字で書かれた経文。梵文。
しん‐もん【神文】
起請の内容に偽りがあったり違背した場合、神仏の罰を受けるべき旨を記した文。→起請文
しんわ‐ぶん【心話文】
⇒心内文
じつよう‐ぶん【実用文】
日常生活などで実際に用いられる文。文学作品でない文章。通知文・説明文・手紙文・新聞記事・契約書など。
じ‐の‐ぶん【地の文】
文章や語り物などで、会話以外の説明や叙述の部分をいう。
じ‐ぶん【時文】
1 その時代の文。また、当代に通用している文。 2 中国で、その時代に一般に用いられている文体。特に明代の科挙の答案に用いられた文体、または、清末から民国にかけて行われた文体。