さい‐にち【斎日】
1 在家の信者が戒律を守り、行いを慎む日。さいじつ。 2 「賽日(さいにち)」に同じ。
さい‐ふく【斎服】
1 物忌みのときに着る服。 2 神事のときに奉仕者が着用する白の袍(ほう)。
さ‐にわ【斎場/沙庭】
1 神を招いて、お告げを聞く清浄な場所。「建内宿禰(たけのうちのすくね)—に居て、神の命(みこと)を請ひき」〈記・中〉 2 神のお告げを承る人。霊媒者。さにわびと。「中臣(なかとみ)の烏賊津(い...
せいふぁあ‐うたき【斎場御岳】
沖縄県南城市にある沖縄最高の霊地。琉球開闢(かいびゃく)の神アマミキヨによってつくられたという七御岳の一つで、琉球王朝時代、最高神女であった聞得大君(きこえおおきみ)の即位儀式が行われた聖地とし...
とき【斎】
1 《食すべき時の食事の意》寺などで、食事のこと。インド以来の戒律により午前中に食べるのを正時とし、午後は食すべき時ではない時刻の食の意で非時(ひじ)という。斎食(さいじき)。 2 寺で出す食事...
とき‐び【斎日】
斎(とき)の施しをする日。
とき‐まい【斎米】
斎の用として寺や僧に施す米。
とき‐りょう【斎料】
僧の斎(とき)にあてる金品。「此の廿貫の銭をもて—にして」〈著聞集・一二〉
ゆ【斎】
斎(い)み浄(きよ)めること。神聖なこと。助詞「つ」を伴って、また直接に名詞の上に付けて用いられる。「—種(だね)」「—槻(つき)」「—庭(にわ)」→斎(ゆ)つ
ゆ‐か【斎甕/由加】
《斎(い)み清めた容器の意か》水・酒などを入れるための、かめ。多く、祭事などに用いられた。〈和名抄〉