じ‐のし【地伸し/地熨斗】
「地直(じなお)し」に同じ。
じょう‐ご【漏斗】
《上戸(じょうご)の意で、酒をよく吸い込むところからという》口の狭い容器に液体を注ぎ込む用具。らっぱのような形で、細い先を瓶などの口に差し込み、上から液体を流し入れる。ろうと。
すみ‐と【隅斗】
《隅にあるところから》「鬼斗(おにと)」に同じ。
すみ‐とり【炭取り/炭斗】
炭を小出しにして入れておく容器。炭入れ。炭かご。《季 冬》「—のひさご火桶に並び居る/蕪村」
せい‐と【星斗】
星。星辰(せいしん)。「自分は—賑しき空をば遠く仰ぎながら」〈荷風・ふらんす物語〉
たいざん‐ほくと【泰山北斗】
《「唐書」韓愈伝賛から》泰山と北斗星。転じて、その道の大家として最も高く尊ばれる人。泰斗。
たい‐と【泰斗】
「泰山北斗」の略。「医学界の—」
だい‐と【大斗】
斗栱(ときょう)の最下部にある大きな方形の斗(ます)。柱のすぐ上または台輪(だいわ)の上にある。
ちょう‐と【刁斗】
古代中国の軍隊で、鍋(なべ)と銅鑼(どら)を兼ねた銅器。昼は食物を煮て、夜は打ち鳴らして警戒するのに用いた。ちょうとう。
てきか‐ろうと【滴下漏斗】
試薬などの液体を少量ずつ滴下させるための漏斗。ふつう分液漏斗が用いられる。