だん‐そう【断層】
1 地層や岩石が割れ目を生じ、それを境にして両側に食い違いを生じているもの。また、その割れ目。 2 意見や考え方などの大きなずれや食い違い。「世代間の—」
だんそう‐うんどう【断層運動】
地下の岩盤に力が加わり、断層面を境に急速にずれ動くこと。地震の原因となる。
だんそう‐かいがん【断層海岸】
断層崖(だんそうがい)からなる海岸。直線状の切り立った急斜面をつくる。
だんそう‐かくれき【断層角礫】
断層の形成に伴い、岩石が破砕されて生じた角張った礫岩。
だんそう‐がい【断層崖】
断層運動によって生じた急斜面。地表に露出した断層面など。
だんそう‐ガウジ【断層ガウジ】
《fault gouge》断層の運動によって岩石が破砕され、粘土のように粒径が小さくなった部分。
だんそう‐こ【断層湖】
断層運動によって生じた凹地にできた湖。諏訪湖など。
だんそう‐こく【断層谷】
断層の変位によって生じた谷。
だんそう‐さつえい【断層撮影】
体内の任意の断面を撮影する方法。X線や核磁気共鳴を利用したものなどがあり、肺結核の病巣や腫瘍などの発見・診断に用いる。
だんそう‐さんち【断層山地】
断層運動によって形成された山地。両側または片側が断層崖で限られている。地塁や傾動地塊など。