断(だん)じて行(おこな)えば鬼神(きしん)も之(これ)を避(さ)く
《「史記」李斯伝から》断固とした態度で行えば、鬼神でさえその勢いに気(け)おされて避けて行く。決心して断行すれば、どんな困難なことも必ず成功することのたとえ。
だんじょ‐ほう【断叙法】
修辞上で、接続の関係を示す語を省くなどして、文章の力を強めたり、余韻をもたせたりする法。例えば「一筆啓上、火の用心、おせん泣かすな、馬肥やせ」の類。⇔接叙法。
だん・じる【断じる】
[動ザ上一]「だん(断)ずる」(サ変)の上一段化。「罪を—・じる」
だん‐すい【断水】
[名](スル)水道の給水が止まること。また、水道の給水を止めること。「夜間—する」
だん・ずる【断ずる】
[動サ変][文]だん・ず[サ変] 1 きっぱりと決める。決定する。「偽物と—・ずる」 2 裁いて罪を決める。裁断を下す。「罪を—・ずるに私見を交えず」 3 断ちきる。特に、迷いを断つ。「種々の煩...
だん‐せつ【断截/断切】
[名](スル)たちきること。また、たちきれること。切断。「発露刀一たび彼の心機を—するや」〈透谷・心機妙変を論ず〉
だん‐せん【断線】
[名](スル) 1 線や糸の切れること。また、切れた線。 2 電線・電話線などが切れて通じなくなること。「台風で—する」
だん‐ぜつ【断絶】
[名](スル) 1 続いてきたもの、受け継がれてきたものが、絶えること。廃絶すること。「家が—する」 2 結びつきや関係が、切れること。また、関係などをたちきること。「世代の—」「国交を—する」...
だん‐ぜん【断然】
[ト・タル][文][形動タリ]態度のきっぱりとしているさま。また、最後まで押しきって物事をやり遂げるさま。「政府はナゼ—たる政略を施されんのか」〈鉄腸・花間鶯〉
[副] 1 きっぱりと心を決...
だん‐そ【断礎】
こわれた礎石。「零落せる城壁、都市の—」〈竜渓・経国美談〉