ありときりぎりす【蟻と螽蟖】
「イソップ物語」にみえる寓話(ぐうわ)の一。夏の間、アリは越冬の準備のために働き通し、キリギリスは歌ってばかりいた。やがて冬になり、備えのないキリギリスは飢えて死んでしまう。
オルドス【Ordos】
中国、内モンゴル自治区南部、湾曲する黄河と万里の長城に囲まれる地域。草原・砂漠からなる高原。古来、漢族と北方遊牧民族が奪い合った地域で、明(みん)末にモンゴル族のオルドス部が占拠したが、1635...
ガス【(オランダ)・(英)gas】
1 気体。「—状星雲」 2 燃料用の気体。特に、都市ガスのこと。「—を引く」「—管」 3 「毒ガス」の略。「—マスク」 4 濃い霧。「山頂付近に—がかかる」 5 ガソリンのこと。「—欠」 6 「...
きりぎりす【螽蟖/螽斯/蟋蟀】
1 直翅(ちょくし)目キリギリス科の昆虫。体は緑色または褐色で、体長4センチくらい。夏から秋にかけて日当たりのよい草原でみられ、雄は日中ギースチョンと鳴く。本州以南に分布するが、岡山以東のヒガシ...
し【斯】
[人名用漢字] [音]シ(呉)(漢) [訓]これ この かく この。これ。「斯界・斯学・斯道」 [名のり]つな・のり [難読]瓦斯(ガス)・螽斯(きりぎりす)・窒扶斯(チフス)・波斯(ペルシア)
しゅう‐し【螽斯】
1 キリギリスの漢名。 2 イナゴの別名。 3 《イナゴは群集し、数多く産卵するところから》子孫が繁栄すること。
チフス【(ドイツ)Typhus/(オランダ)typhus】
《「チブス」とも》腸チフス・パラチフス・発疹(ほっしん)チフスの略称。特に、腸チフスのこと。 [補説]「窒扶斯」とも書く。
チュニジア【Tunisia】
アフリカ北部、地中海に面する国。正称、チュニジア共和国。首都チュニス。オリーブなどの農産物や燐(りん)鉱石・石油などを産出。イスラム教が行われる。フランス領から1956年に独立し、翌年共和国とな...
はし【波斯】
中国におけるササン朝ペルシアの呼称。
ハルシャ
《(ペルシア)Persiaから》江戸時代、日本でペルシアを呼んだ名。 [補説]「波斯」とも書いた。