きば【木場】
東京都江東区中部の地名。元禄年間(1688〜1704)江戸幕府の許可で材木市場が開かれてから発展。近年、貯木場は南部の新木場に移転した。
き‐ばい【木灰】
草木を焼いてつくった灰。肥料・あく抜きなどに用いる。もっかい。
き‐ばこ【木箱】
木製の箱。
き‐ばさみ【木鋏】
庭木・生け垣などの刈り込みに用いる、柄の長いはさみ。
き‐ばしり【木走】
スズメ目キバシリ科の鳥。全長14センチくらい。背面は褐色に白斑があり、腹面は白い。キツツキのように尾羽を支えとして樹幹をよじ登り、樹皮下の虫を探す。日本では亜高山帯にすみ、冬はやや低地に移動。
き‐ばな【木花/樹華】
樹氷。《季 冬》
き‐ばな【木鼻】
社寺建築で、頭貫(かしらぬき)・肘木(ひじき)・虹梁(こうりょう)などの端が柱の外側に突出した部分。握り拳や象・獅子などにかたどった彫刻などが施される。大仏様・禅宗様建築にみられる。
き‐ふだ【木札】
木製の札。
き‐ぶし【木五倍子/木付子】
キブシ科の落葉低木。山野に自生。葉は卵形で先がとがる。雌雄異株。春、葉よりも先に、黄色い花を穂状につける。果実はタンニンを含み、五倍子の代用として黒色染料にする。通条花。まめぶし。《季 花=春》
きぶし‐ねんど【木節粘土】
亜炭層の下にある層状の粘土。灰色または暗褐色で、中に炭化した木片を含む。愛知県瀬戸地方などに分布。耐火材・陶磁器の原料。