もっ‐かつじばん【木活字版】
江戸時代後期、天明・寛政年間ごろから明治初年にかけて、木活字で印刷・刊行された書物の総称。→古活字版
もっ‐かん【木棺】
木でつくった棺。丸太をくり抜いたものと板を組み合わせたものがあり、日本では弥生時代から使用が認められている。
もっ‐かん【木管】
1 木で作ったくだ。 2 紡績機械で、糸を巻き取るのに使うくだ。 3 「木管楽器」の略。
もく‐かん【木簡】
⇒もっかん(木簡)
もっ‐かん【木簡】
文字などを書き記した木の札。古代中国では戦国時代から魏(ぎ)・晋(しん)まで用いられ、日本でも飛鳥時代以降紙と並んで使用された。平城京などの宮跡をはじめ全国各地で発見されており、内容は役所間の連...
もっかん‐がっき【木管楽器】
木製管楽器の総称。金属製でも、構造や発音原理の同類のものは含める。フルート・クラリネット・オーボエなど。→金管楽器
もっ‐きん【木琴】
打楽器の一。堅い木片を音階順に並べ、先に球のついた棒で打って音を出す。シロホン。
もく‐けい【木契】
⇒もっけい(木契)
もっ‐けい【木契】
木で作った割り符。律令制で、三関の開閉のための命令の勘合に使われたもの。
もっ‐けい【木鶏】
《「ぼっけい」とも》 1 木製のにわとり。 2 (1から転じて)少しも動じない最強の闘鶏。また、強さを秘め、敵に対してまったく動じないことのたとえ。