もめん‐おり【木綿織(り)】
木綿糸で織った織物。綿織物。綿布(めんぷ)。
もめん‐がみ【木綿紙】
木綿のたちくずで作った紙。
もめん‐ちぢみ【木綿縮】
木綿織りのちぢみ。めんちぢみ。
もめん‐づる【木綿蔓】
マメ科の多年草。山地に生え、茎は地をはう。葉は卵形の小葉からなる羽状複葉。夏、淡黄緑色の蝶形の花を総状につけ、豆果は密集してつく。名は、根が繊維状に裂けやすいことによる。
もめん‐どうふ【木綿豆腐】
豆乳に凝固剤を入れ、固まりはじめたものを型箱に流し込み、敷いてある木綿布で余分の水をこして締め固めた豆腐。表面に木綿の布目がつく。→絹漉(きぬご)し豆腐
もめん‐にしき【木綿錦】
縦糸に絹糸、横糸に木綿糸を用いて大和錦(やまとにしき)のように織った織物。
もめん‐はば【木綿幅】
木綿織りの幅。鯨尺でおよそ9寸5分(約36センチ)。小幅。並幅。
もめん‐ばり【木綿針】
木綿の布地を縫うのに用いる太めの針。
もめん‐わた【木綿綿】
綿花を精製して一定の厚みにのばしたもの。布団や衣類などの中に入れる。わた。《季 冬》
ゆう【木綿】
コウゾの皮の繊維を蒸して水にさらし、細かく裂いて糸としたもの。主に幣(ぬさ)として神事の際にサカキの枝にかける。